国土交通省の「道の駅」制度は、1993年4月22日に第1回登録として公表された全国103箇所の施設が始まりです。
制度上は、第1回登録の103箇所の施設全てが登録第一号の道の駅です。
その中で、所謂「国土交通省 登録第一号」とされる道の駅は諸説あり、下記の4ヶ所の道の駅が挙げられています。
- 鳥取県「大栄」 登録第一号の根拠:「道の駅 全国登録第一号」の石碑あり
- 新潟県「豊栄」 登録第一号の根拠:「道の駅 発祥の地」の石碑あり
- 島根県「掛合の里」 登録第一号の根拠:当時ドライブインとして運営されていた施設が、中国・地域づくり交流会による見学会において道の駅のモデルとされた
- 山口県「阿武町」 登録第一号の根拠:「道の駅 発祥の地」の石碑あり
上記の4ヶ所の道の駅は、いずれも第1回登録(1993年)として公表されたものです。
第1回登録(1993年)に先立ち、1991年10月から1992年7月にかけて山口県、岐阜県、栃木県の計12か所で「道の駅」の社会実験が実施されています。
社会実験12ヶ所のうち、山口県の「阿武町」は第1回登録(1993年)で正式登録されています。
上記の登録第一号の道の駅には挙げられていませんが、第1回登録(1993年)の岐阜県の「花街道付知」と第19回登録(2003年)の岐阜県の「加子母」も社会実験の対象となっていた道の駅です。
冒頭で述べたように、「道の駅」制度上は第1回登録(1993年)として公表された全国103箇所の施設全てが登録第一号の道の駅です。
しかしながら、自ら「発祥の地」「全国登録第一号」の主張をしている道の駅と、道の駅事業のモデルとなった冒頭で挙げた4つの道の駅を、「国土交通省 登録第一号」の道の駅として定義し、アプリのコンテンツ(Game CenterのAchievement(達成項目)「国土交通省 登録第一号の道の駅訪問達成ミッション」)として活用しています。
参考:
道の駅 – Wikipedia